【Vol. 2】東京都済生会向島病院 小沼さん|あのひとの「ロケットブックの使い方」

ロケットブック編集部(以下R):
小沼さん、本日はお時間頂き、ありがとうございます。
病院にインタービューでうかがえる機会なんて早々ないので、ちょっと緊張しています。
今、お仕事は何をされてらっしゃるのでしょうか?

小沼さん:
現在3つの仕事をしております。
メインはここ(名刺)に書いてある仕事で、若いころは臨床検査技師(体から排泄された尿や血液を検査したり、ボディーのチェックをする仕事)として働いていましたが、現在は管理職のため、その管理が主な仕事です。他にも臨床工学技士、細胞検査技士としても働いております。これがいわゆる病院の仕事です。

2つ目が公益財団法人日本適合性認定協会というところでISOの試験所審査員として、主にISO15189(臨床検査室の審査)を担当しております。

最後に、看護学校協議会共済会の理事をしており、そこの感染対策室の室長もつとめております。

R:
色々お仕事をされているんですね。
ちょっと業界が違いすぎて、ピンときておりませんが…
差し支えなければ、年齢をお伺いしてもよろしいでしょうか?

小沼さん:
今、65歳です。

R:
そうなんですね。
(年配の方にも)ロケットブックを使って頂き非常にうれしいです。
こちらの商品に出会ったきっかけを教えて頂けますか?

小沼さん:
元々こういった「書いたものが消せるけど、電子化して残せるノート」を探していたんですね。
それで実はKUKOYOの電子ノートを買おうと悩んでいたのですが、1.7万円はちょっと高いなぁと思っていまして…。後、書き心地も確認したかったのですが、現物がどこにもなくて、唯一類似品をある店舗で見つけたのですが、売り物しかなかったので、書き味が試せなかったんです。

それで、一か月ほどインターネットで他の商品とかも調べていてロケットブックを見つけましてね。
でも海外製品なので、変なものをつかまされるかなぁと思っていたのですが、
まぁ、4-5,000円ほどなら、失敗してもいいやと思って購入しました。
ちなみに息子にも相談をしたのですが、相手にされなかった(笑)。

R:
そこまで、悩んで買って頂いて光栄でございます。
使ってみた感想はいかがでしょうか?

小沼さん:
何がいいって、これ(ロケットブック)はマークにチェックをつけておけば、指定のメールアドレスに飛んでいくのがいいよね。
これは病院の仕事用、これはISO用、これはプライベート用みたいな感じで。
他のノートを実際につかったわけじゃないけど、他のノートじゃ複数設定できるのはないんじゃないかな?
僕はメールアドレスだけで、4つ使ってるからね。

あと、ノートの上に物をおいてスキャンをしても一緒に飛んでいくのがいいね。資料とかにメモを書き込んだものに折って、ノートの上にのせて、日付とかメモ書きを加えて取り込んだりしているよ。

R:
かなり使いこなして頂いているんですね。
どのような用途でこういった電子ノートを探していたんですか?

小沼さん:
元々ISOの審査用にこういったノートが欲しくてね。
ISOは審査の後、報告書を出すんだけど、認定後は全ての書類は破棄しなければならなくてね、報告書をまとめるには聞き取ったことをまとめておく必要があるだよ。
以前、ノートを審査会場に忘れてしまったり、紛失してしまった(最終的には見つかった)こともあり、その時は記憶をたどりに報告書を書いたんだけど、その経験から書いたノートを電子化できたら、いいなぁと思ってたんです。

R:
ロケットブック創業者の体験に似ていますね。

小沼さん:
セキュリティ性で言えば、iPhoneであれば、遠隔でロックもできますし、指紋で認証なので拾ったとしても開けられないですし。

まだ使い始めて3か月程度ですが、徐々に広めていきたいと思っています。

小沼さん:
ちなみに今ページをこの台ふきで消したけど、乾いた布では消えないの?

R:
はい、消えないです。

R:
少し話が戻ってしまうのですが、購入の決め手はなんだったのですか?

小沼さん:
最終的な決め手は、口コミで書き心地がいいと書いてあったのがよかったね。
こういうのってツルツルしてるのかなと思ったんだけど、書きやすいっていう評判だったので。

R:
買ってみた第一印象はいかがでしたか?

小沼さん:
覚えてるのは表紙に手垢がつくなぁと(笑)
その次に思ったのは、チェックをつけたら自分の好きなところに勝手に飛んでくれるんだね。
後は、ページが自動認識してくれるでしょ?撮影する範囲を自動で合わせてくれる。あれはいいね。

R:
画面が緑色になり、自動スキャンしてくれますよね。

小沼さん:
最近気づいたけど、Adobeのアプリでも自動でスキャンしたり、名刺のアプリでも自動認識は増えてきてるけど、ロケットブックが僕には最初の体験だったね。

R:
もう少しロケットブックの詳しい使い方を教えて頂けますか?

小沼さん:
先ほど申し上げた、ISOの審査で使っております。審査した内容は1つの検査会場で大体4ページくらいになるのですが、それで審査会に戻ってスキャンを行いノートを消す。そして次の検査会場にいく。
そして、ホテルに戻ってパソコンで、転送したデータを元に報告書を作成という使い方だね。

R:
なるほど、使い方のイメージがわきます。
ありがとうございます。ロケットブックに何か追加で機能要望はありますか?

小沼さん:
ノートにタグがつけられたらいいね。
そうすると分類ができていい。もし無理であれば、真ん中にカラー紙を挟んでおいて、前半は仕事、後半はプライベートという形で分けられるといいね。

R:
ありがとうございます。メーカーにもフィードバックさせて頂きますね。

R:
ロケットブックは会社員や学生に多く使って頂けているのですが、また違った視点が得られてよかったです。
本当にインタービューありがとうございました。

小沼さん:
はい、こちらこそありがとうございます。